こちらは、該当品番パターン購入者様向け記事です。
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K013-OP16 縫製仕様書90-130
K013-OP16 縫製仕様書140-150

IMGP0238 (600x800)
(工業用5歳 110サイズ着用)


印刷が必要な場合は
K013-OP16 手順書PDF
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カットソー縫製についての注意事項
 ↑ コチラの記事は参考までにお読みください。


【準備】
使用する生地は30℃程度のぬるま湯に10分ほど浸し、
陰干し後、軽くプレスでしわを整え、裁断をしてください。
この作業を省略することもできますが、洗濯後に、生地によっては大変縮む場合があり、
更に、タテとヨコの縮み方が均一ではないことのほうが多いので、イメージが随分変わってしまうというような場合もありますので、カットソーは特に生地洗いをすることを強くお勧めします。


【縫製】
カットソー部分=2本針4本糸オーバーロック使用、部分的に本縫いミシン使用。
布帛部分=本縫いミシンと縫い代始末に1本針3本糸オーバーロックを使用。
 
※解説では、カットソー(身頃)から組み立てます。


1、肩を縫う
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2、衿、袖ぐり、裾切替パーツの準備をします。

切替パーツの替位置を接ぐ際に2種類の方法をご紹介します。
どちらの方法でも構いません。

●画像上段は、本縫いミシンを使用し縫い代を割っています。
ミシンを変える手間がかかりますが、縫い代に段差が付かず均一です。
●画像下段は、ミシンは変えずに接ぎ、縫い代をテレコに倒して接ぎ目を合わせます。
ミシンを変えることなく進められますが、画像の通り、途中で縫い代が捻れるため、
多少、段差になりますが、かといって目立つほどでもありません。
【参考画像】
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3、衿付け
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※身頃は裏返したまま、切替パーツを中に入れて
画像のようにミシンにセットすると縫いやすいです。
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4、脇を接ぎ、袖ぐり切替付け
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身頃組み立て完了です。
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5、前後スカートタックをたたむ
縫い代に仮止めのミシンをかけておく。
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6、スカート脇接ぎ、裾始末(裾は最後でもいいです。)
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7、スカートウエストに糸ゴムでギャザーを寄せる。

端から0.5cのところでかけます。(裏からミシンをかける)
ゴムが表にくるようにかけると、縫い代の内側に入ってしまうので、
わざわざ同系色の糸ゴムを用意しなくてもいいのです。
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布帛の縫製と違い、カットソーのほうが伸びるので、
スカート側をぴったり同じ寸法にギャザーを寄せる必要はないです。
逆にカットソー側の裾切替部分よりも小さくなってしまうほど、
スカート側にギャザーを寄せ過ぎてはいけません。

少なすぎるかも・・・というくらいにギャザーを寄せておくのがちょうどいいです。 
必ず試し縫いをしてください。 


7、 身頃・裾切替とスカートを接ぎ合せる

ロックミシンのかがり巾を最大にして裾切替部分は接いでおくと安心です。
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上身頃+裾切替+スカートを一緒に接ぎます。

身頃が一番下で、その上に裾切替、
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スカートが一番上です。
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縫うときにスカート裏面が見えている状態でセットして
スカートのギャザーを整えながら縫っていくときれいな仕上がりになります。
慣れない場合は、まずしつけをしておいて縫うといいと思います。


以上で完成です。仕上げプレスはお好みでどうぞ。