a little bit..

「a little bit..」 型紙販売用の縫い方の解説PDFデータを公開しています

2015年02月

**2015.2月新作**

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もう2月ですね。。
人生初、手の指がしもやけになりました。
仕事部屋が、とてつもなく寒いです。
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ヤフオク
ID littlebit_more915

minne 
a little bit.. gallery


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●J010-FZ15(140~Lsize)★★☆☆☆
ビブ型付け衿のパターンです。

J010-FZ15ハンガー



J010-FZ15 ビブ型付け衿①

スウェットなどと重ねていただくだけで、今っぽい着こなしになること間違いありません。
定番の台衿付きシャツカラーです。
衿先の開き具合が広めで、小さめの衿巾のシャツカラーにしました。

※今後、衿のバリエーションも増やしていく予定です。
 
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●K008-PT14(90~150size)★★☆☆☆
布帛ストレッチ専用、裾リブ切替9分丈サルエルパンツのパターンです。
ウエストと裾をリブ系のニットで切替えました。
ワークパンツ仕様。前はL字の切替ポケット、後はパッチポケット、ウエストは総ゴムです。
股下にマチが入りますので、スッキリとしたシルエットなのに、動きやすいサルエルパンツです。

設定は9分丈にしていますが、
マチ付け止りから下、裾口に向かってテーパーしていないので、
パターンを折り上げたり、平行に延長して裁断していただくだけで、簡単にお好きな長さに調整していただけます。

J010-FZ15 ビブ型付け衿①

こちらは、該当品番パターン購入者様向け記事です。
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J010-FZ15 縫製仕様書

J010-FZ15
ボディは38号(レディース)を使用。Mサイズで作成。
釦省略しています。ピンの位置が釦位置です。


印刷が必要な場合は
J010-FZ15 手順書PDF
 ↑ コチラをクリック


【準備】

1、台衿、表ハネ衿に芯地を貼る。(裏ハネ衿には貼りません)
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紙に挟んでアイロンを当てるほうが、アイロン台と、アイロンへの
糊の染み出しによるトラブルが無いです。
2
芯側は特に、糊が染み出すので、こんな風に紙にくっつきます。
当て紙無しにアイロンを当てると、アイロン側に糊が付いてしまい、
滑りが悪くなったり、他の箇所へ糊が移って変色したりする原因になります。


2、前立て部分を3つ折りしておく
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【縫製】

*縫い代のロック始末、縫い代の倒しアイロン、及び、縫い目部分のステッチワークについては省略。
各箇所、パターンの指示を参照の上、適宜処理して下さい。 


1、前立てのステッチをかける。

2.7c巾の完全3つ折りをしてあるので、表から2.5c巾でステッチをかけます。
4

裏です。↓
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2、肩を合せる。

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3、ハネ衿を作る。

表ハネ衿と裏ハネ衿を中表に合せて接ぎました。
その後、芯を貼ってある表ハネ衿側へアイロンでミシンをかけた位置で、折ります。
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角の部分は縫い代を細くカットします。
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表に返すと、先ほどアイロンで折った際の内回りと外回りの差で、
自然と「きせ」がかかり下の画像のような感じで段差が付きます。
飛び出しているほうが表衿です。
折る方向を間違えると、これが逆になってしまうので注意してください。
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アイロンで、ハネ衿の形を整えます。
表衿にきせがついた分、台衿に挟む側がズレますが、
必ずこの状態のまま台衿に止めてください。
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4、台衿をつける

片側に仮止めしてから
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衿ぐり側は、出来上がりで縫い止めておいてください。
(理由は後ほどわかります。。)しっかり返し縫いしましょう。
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カーブの部分の縫い代はカットします。
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衿完成です。
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5、裾始末

ロックをかけ、2つ折りで0.5~0.7c巾でステッチをかけます。
カーブの部分は、厚紙で型を作っておくと左右対称に折れます。
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ロックのかけ方で、縫い代巾が少なくなってしまったりすることもありますが、
縫い代巾を同じ巾に折ることよりも、左右の形状が同じになることのほうが大事です。
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6、身頃に衿をつける。 

表台衿と、身頃を中表にして衿ぐりを接ぎます。

※表ハネ衿は折り返って「表」となるので、このとき内台衿側と身頃を接いでしまうと、
裏ハネ衿が表に出てしまうことになりますのでご注意ください。
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7、内台衿の縫い代を折込む

まず、台衿の前端をこんな感じで開いてください。
よけておいた縫い代を、内台衿のほうへ向けます。
(縫い込んでしまってあるとできません)
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台衿を閉じたところです。
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この縫い代を、内台衿の縫い代でくるみます。

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このひと手間で、
きれいに折込めるのと、段差無くスッキリ仕上がりますので、是非お試しください。
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縫い目を隠すようにピンで止めます。
縫い目が落ちる心配がある場合はしつけをします。
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8、台衿にステッチをかける

ステッチは表からかけます
左身頃(下前)から始めるといいと思います。
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ぐるっと、1周かけます。
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9、シャツホールをあけ、釦付けをする。


*完成です。仕上げプレスはお好みでどうぞ。
   

K008-PT14 裾リブ切替9分丈サルエル

こちらは、該当品番パターン購入者様向け記事です。
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K008-PT14 縫製仕様書90-130

K008-PT14
K008-PT14 BS
(4歳身長105cm/16kg)100サイズ着用
**フルレングスの設定は、股から床までとしております。
フルレングスから9分の股下丈設定。


印刷が必要な場合は
K008-PT14 手順書PDF
 ↑ コチラをクリック・・・準備中です・・・


【準備】

L字ポケット位置に必ず伸び止めテープを貼る。
(カドになる部分の縫い代に切込みを入れて裏返すので、補強のためでもあります。) 


【縫製】

*縫い代のロック始末、縫い代の倒しアイロン、及び、縫い目部分のステッチワークについては省略。
各箇所、パターンの指示を参照の上、適宜処理して下さい。 

1、 L字ポケットを作ります。

あらかじめ、袋布指示位置に向う布を止めつけておいてください。
1


まず、前パンツとポケット袋布を中表に合わせて接ぎます。

L字部分のカド縫い代に切込みを入れます。 切込みは深すぎても浅すぎてもうまくいきません。
縫い目より1mm手前までしっかり切込みます。
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表に返します。
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2、袋布の底を袋縫いします。

まず、表に引き出した状態で5mm巾で縫い、
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その後、裏に返し7mm巾で縫うと袋縫いができます。
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ポケット口を身頃のノッチと合わせてピンで止めておいてください。
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3、後ろパンツのパッチポケットを付ける。

ポケット口を処理した後、パターンを利用したり、コピーしたものを利用したり、、
とにかく、ポケット出来上がりの型を作り、型を当ててアイロンで成形したほうが、
左右対称のきれいなポケットができます。
5

周囲を折ったポケットを、後パンツにたたきつけます。 
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4、前中心の股ぐりを縫う。
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見返し当て布も一緒に縫いこんでください。
前身頃完成です。(明きみせステッチ省略)
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5、後ろヨークを接ぐ。
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6、後中心の股ぐりを縫う。
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7、後パンツにマチを付ける。
マチの頂点で返し縫いをし、縫い止めてください。
IMGP0185 (800x600)


8、マチ部分だけにロックをかける。
IMGP0188 (800x600)


9、前パンツとマチを接ぐ。
後同様、マチの頂点で返し縫いをし、縫い止めてください。


10、マチ頂点から裾までを接ぎます。
ピンの位置が頂点です。しっかり返し縫いを入れてください。
マチ側の縫い残した部分を縫いこまないようにしてください。
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これで内股が繋がりました。
工程が分かれていますが、マチの頂点がずれない縫製です。
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11、後パンツを上にして股下にロックをかけます。
マチの入りと
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マチの終わりです。
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IMGP0194 (800x600)

12、内股にステッチを入れる。
マチの部分にも続けてかけます。
IMGP0197 (800x600)


後のマチ接ぎの縫い代は、写真のようにおさえておくと、
落ち着きがいいです。
IMGP0200 (800x600)


13、脇を接ぎ、後高ステッチを入れる。
ピンの位置が袋布の底です。ステッチはここまで入れて、返し縫い止め。
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身頃完成です。
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14、裾切替を作ります。
縫い代は割ってください。
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14、裾始末をする。
接ぎ目は内股に合わせます。
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各ノッチ位置を合わせると、表地と別布とで距離が違うため、
この程度のたぶりが、表地にできます。
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これを手でひっぱりながら、平らにした状態で縫います。
ギュウギュウに引っ張るとパンツ側が伸びてしまうので、
あくまで、ウエストリブと、パンツ側が同じ寸法になる程度に引っ張ります。
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身頃高に縫い代を倒し0.5c巾ステッチを入れます。
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14、ウエストベルト左脇を接ぎ、ゴム替え口を指示位置に作る。

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15、ベルトを付ける。

左脇にゴム替え口を合わせます。(要領は裾と同じです)
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11、縫い代にロックをかけ、身頃高に縫い代を倒し0.5c巾ステッチを入れます。

**このステッチは、前のL字ポケット辺りの縫い代が特に重なりが多くなるため、
厚地の場合だとミシンに入らないというようなこともあるかと思いますので、
無理はせず、かけられないようなら、無くても構いません。


*完成です。仕上げプレスはお好みでどうぞ。
   
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